PITY ある不幸な男キャスト情報

このページでは「PITY ある不幸な男」に出演したキャスト情報をまとめています。

ヤニス・ドラコプロス

「PITY ある不幸な男」で主人公を務めたのが「ヤニス・ドラコプロス」です。

今作では、礼儀正しい真面目な弁護士が壊れていく姿を見事に演じきりました。

今作が高い評価を得ている要因の1つとして、ヤニスの演技力の高さを挙げる人も多くいるほどです。

しかし、2022年8月現在、日本ではPITY ある不幸な男以外にヤニスの演技を観られる作品はありません。

 

今後のヤニスの活躍に期待しましょう。

エビ・サウリドウ

主人公の弁護士の妻を演じたのが「エビ・サウリドウ」です。

不慮の事故に遭い、昏睡状態に陥り、物語の途中で目を覚ますという少し難しい役をしっかりと演じています。

昏睡状態から目を覚ました後に観ることが出来る自然なエビの演技も評判となっています。

残念ながら、エビもヤニスと同様に他の出演作品が日本には存在しません。

マキス・パパディミトリウ

主人公の弁護士に優しく接するクリーニング店の店員を務めたのが「マキス・パパディミトリウ」です。

あまり目立つ役柄というわけではありませんが、作中でしっかりと存在感を示していることから、意外と印象に残っているという人も多いのではないでしょうか?

マキスは、第89回アカデミー賞外国映画賞ギリシャ代表に選ばれたコメディ作品「ストロングマン」にも出演しています。

後述する今作の脚本を務めたエフティミス・フィリップとは、ストロングマンでも一緒になっています。

ストロングマンでは、PITY ある不幸な男で演じたクリーニング店員とは全く異なるマキスの演技を楽しむことが出来ます。



エフティミス・フィリップ

今作の脚本を担当したギリシャ・アテネ出身の脚本家で、小説家やコピーライターとしても活躍をしています。

2009年に公開された「籠の中の乙女」で映画界での脚本家デビューを果たしました。

「Alpis(英語タイトルAlps)」でベネチア国際映画祭最優秀脚本賞(オゼッラ賞)を受賞したことで世界的な知名度を獲得します。

さらに、カンヌ国際映画審査員賞を受賞した「ロブスター」では、アカデミー脚本賞にもノミネートされています。

PITY ある不幸な男が公開前から注目を集めたのには「エフティミス・フィリップが脚本を担当するから」といった理由も含まれています。

先程紹介した、クリーニング店の店員を演じたマキス・パパディミトリウが出演している「ストロングマン」は、エフティミスが脚本を担当している作品でもあります。